各文房具メーカーからさまざまな「折れない」シャープペンシルが
発売されており、昨今その技術は進化を続けています。
今回は、「折れない」だけでなく、新機能が加わったものや、
さらに書き心地を追求した新製品をご案内します。
シャープペンシル ぺんてる オレンズネロ
ぺんてるが「芯を折れずにずっと書き続けられる」という理想を掲げ、
開発した「オレンズネロ」。
半世紀にわたり、追求してきたシャープペン技術が凝縮された一品です。
書き心地にこだわって作られており、機能とデザインのバランスがとれています。
ただし、同製品の0.2mmは一度芯が切れると
詰まりやすい傾向があるので丁寧に扱う必要があります。
だからおすすめは0.3mmの方です。
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シャープペンシル ゼブラ デルガードER
消しゴムをキャップレスにし、ペンを逆さにすると
自動的に消しゴムが出てくる新機能を搭載しています。
書いた字をきれいに消せる消しゴムの品質にこだわっています。
筆圧や書く角度に合わせて芯が内部に引っ込み、
芯をガードするため強く筆圧をかけても芯が折れない設計です。
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シャープペンシル 三菱鉛筆 アドバンス
書くたび芯の先が回る「クルトガエンジン」搭載。
ペン先に内蔵されたギアが増えたことにより、
さらに細く均一な線を書き続けることができるようになりました。
従来のモデルは、40画で芯1周に対し、
「アドバンス」は20画で芯が1周する
「Wスピードエンジン」機能が追加されました。
これにペン先の偏った減りがなくなり、
一律の細さを保ちながら書くことが出来ます。
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シャープペンシル パイロット モーグルエアー
「モーグル」という名前の通り、強い筆圧をかけると
ペン先がもぐって折れない構造です。
さらにペンを振って芯を出す機能が付き、
ノックするストレスがなくなりました。
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シャープペンシル プラチナ万年筆 オ・レーヌ プラス
ペン先が紙面に固定されるので安定感のある書き心地です。
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文房具の豆知識
シャープペンシルは、元々1830年代にアメリカに誕生した文房具です。
日本で初めてシャープペンシルを世に普及させたのが、
「シャープ」の創設者である早川徳次氏でした。