こんにちは、
ともやんです。
CDの販売は低迷する中、タワーレコードだけは、堅調だそうです。
いくつかの理由がありますが、タワーレコード限定の企画盤があるのも魅力のひとつかもしれません。
さて、現在7月18日までタワーレコード限定の企画盤の30%オフのセールが行われています。
同じ聴くならセールは有難いですね。
この機会をお見逃しなく!
ノイマンというと自国のドヴォルザーク、そしてマーラーの演奏が思い浮かびますが、シューベルトとベートーヴェンの”運命”。しかも来日時の録音ということで興味深い録音です。
シューベルト: 交響曲第3番、第8番「未完成」、&特別収録&ベートーヴェン: 交響曲第5番(1969年日本コロムビア録音)<タワーレコード限定>
シューベルトの2曲は1966年に収録された音源で、ノイマンはマーラーや自国のドヴォルザークでは交響曲全集を残したものの、ベートーヴェンやシューベルトでは一部の曲を録音したのみでした。とは言え、コンサートレパートリーとなっている曲は多く、この録音でも内容は良く練られています。
当時の木管楽器や弦の響きが存分に活かされており、交響曲第3番での快活な動線における独特な楽器の表情など、現代に無い響きも聴くことができます。未完成では重厚な表現でありながらも響きは決して沈まない、ノイマンらしいコントロールの妙が興味深く、2曲とも格調高く音楽が自然に感じられるのが特徴です。
一方、ベートーヴェンの交響曲第5番は1969年のノイマン初来日時の演奏曲にもなっており、日本コロムビアによって世田谷区民会館でセッション収録が行われました。当時としては来日オケの収録は珍しかったと思われます。